おめでとうございます。 今年もどうぞお元気で! |
1.この1年から (下線の文字をクリックすると関係頁へ飛びます) |
「欧米の首都は町全体が文化と歴史の博物館だが、東京という都市は巨大なハイテク実験室だ」と言った人がいました。しかし2006年のワールドカップ、日-豪戦はブタペストという「博物館」の広場のハイテク巨大スクリーンでオーストラリア人と見る羽目になり、対クロアチア戦をテレビでちょっと見たのも、チェコの南ボヘミアの小さな村スルニという辺境でした。 それにしてもポーランドのアウシュビッツは衝撃的でした。「囚人」をガス室に送り込む前に刈り取った頭髪が2トンも貯蔵された部屋、その頭髪から作られたナチの軍服、山と積まれた毒ガスの缶に驚いていると、隣に元イギリス兵がいました。彼はドイツ軍にもぎ取られて義手になった腕を見せて、ドイツへの憎しみと、当時ドイツと同盟関係にあった日本に対する不快感を露わにしました。一方、「私は自分の国がしたことを恥じています」と悔やんでやってきたドイツ人にも会いました。火葬場の煙になる以外に脱出不可能と言われたガス室の壁には苦しみでかきむしった跡がありました。 秋の旅行シーズンには、英語のボランティア・ガイドを延べ14日ほどやりました。アメリカ人、イギリス人、カナダ人などの他、チェコからの13人の団体に3日も付き合い、忘れかかっていた片言のチェコ語も試しました。貯金をやっと貯めて念願の日本旅行に来たマレーシアの若者2人は、寺院の屋根のシャチホコの意味なども勉強して知っていましたが、新宿の巨大な100円ショップに感嘆の声をあげました。 カナダから来た新聞記者をガイド中に、日本の老人労働環境を尋ねられて、「日本は若者の働き口も十分にない社会だから、まして65才を超えた人間は一人前の人間扱いはされないのですよ」と答えたのですが、一方で、金儲けとは無関係な環境で、自分の興味を大切にして生きられる年金生活もお金をかけずに楽しんでいます。
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↑110万人が殺されたアウシュビッツ (ポーランド)のビルケナウ収容所前で。
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2006年7月に大阪の長男・毅(妻「さおり」)の一家に次女が誕生しました。長女の「晴霞(はるか)」の誕生5年あまりで次女「凜(りん)」が難しい命名とともに生まれ、我々はいつの間にか5人の孫の祖父母になっていました。 我が家の雌犬サクラは、昨年6月乳腺ガンになっていることがわかり、しばらく人間用の抗がん剤を飲ませましたが、変化はなく、すでに老犬でもあり、手術などの「イジメ」はしないことにしました。でも何もしらない「本人」は食欲旺盛で毎日1時間の散歩など、極めて元気です。 2年前に始めたタダのパソコン電話Skypeにカメラをつけてテレビ電話にしてときどき遊んでいます。自分の顔が出るのはいやですが、絵葉書や実物をカメラの前に置いたり、カメラを庭に向けて「実況中継」(?)などもしながら外国と話したりしています。私のSkype nameはtakeo_aizawaです。 一昨年のこの欄に写真をご紹介した白い富士山が遠くに望める季節になりました。今年もみなさまにとりまして有意義な一年になりますよう願っております。
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相 沢 健 夫 |
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2.家族のことなど |
●昨年からメイルアドレスを変えています。よろしく。 |
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