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1.この1年から (下線の文字をクリックすると関係頁へ飛びます)

2007年は2月に弟とオーストラリアのタスマニア島などに出かけた2週間以外は日本を離れませんでしたが、その後の10ヶ月間に11カ国2388人の外国人のガイドをしました。その中には、イタリア、スペイン、アメリカからの新婚カップルもいて、5日間も付き合ったことも何回かあります。彼らは、ガイドのボランティア団体のホームページを見て申し込んでくるシステムで、しばらくEMailでやりとりしながら旅程などを決めていきます。その過程で、特にイタリアのジェノバから来たシモーナ、ジュリオ夫婦は日本の普通の家庭が見たいというので、拙宅に来ることになっていました。彼らはイタリアからオリーブ油、生チーズなど全ての材料を持ち込み、我が家の汚い台所で、本物のパスタ、ピザ、ケーキなどを作って食べさせてくれました。お仕着せの旅が嫌いな人たちですが、うちのボロ屋が外人の新婚旅行先になったのは初めてです。

秋にスペイン北部から来たカルメンさんを中心とする家族4人には車椅子の若者がいました。彼は誕生時に腰の神経を損傷して下肢の自由を失っていましたが、スペインでコンピュータ関係の事業を運営していて、新婚旅行でした。旅行に同行した両親の心配をよそに、車椅子を見事に操り、東京、鎌倉、益子など5日間、家族のトップを常に自分だけで移動。家族も常に笑いに包まれてすばらしい一家でした。

オーストラリアのタスマニア島は、イギリスの監獄島として有名でしたが、当時囚人を使って栄えたプランテーションがいまだにかなり残っていたり、珍しい貴重な動植物、世界遺産のゴードン河の原生林、古いイギリス風の町並みの首都ホバートなど印象的な島でした。最初は豪州の鉄道横断を計画していて、その島に変更したのですが、そのことを訪日してくる豪州人に言うと、「それはまさに正解だったよ」という返事が一様に返ってきます。しかしウサギ年のせいか、知らぬ間に飛び回っています。 (Tasmania Slide-showココ)

↑上はタスマニア島のポート・アーサー監獄跡。下はスペイン人新婚夫婦にガイド中。

 

 実は9/5に家内の母、真瀬ナカが93才で他界しました。本来なら喪中葉書なのかもしれませんが、私も家内もこの習慣にあまり意味を感じていません。死は家族の問題というより個人の問題ですし、93才まで生きて亡くなったということ自体忌むべきものではなく、むしろ長寿を祝福したいと考えていますので、例年同様賀状をお送りしています。義母は左の2枚の写真の間の彼女の人生から子供4人、孫+ひ孫11人をこの世に出現させました。

 一方、私の5人の孫達はそれぞれ9,7,6,2,1才となり世代交代が少しずつ進んでいます。左の写真は左から79才の孫達と、娘、2才の孫と家内それに13才の柴犬サクラです。乳腺癌で大きなお腹に包帯をしたサクラも散歩は好きです。家内は依然ショパンと編み物に熱中です。

 私はこの3月で69才になるので、平均寿命まで生きられたとしたらあと9年の人生です。私の母は93才ですが、相変わらずパソコン三昧で、メイルで孫たちとの交信、Skypeでアメリカ在住の孫とのテレビ電話、写真や映画、ホームページの閲覧、ディスプレイでの読書といったところです。

 

 

 

 

 

 

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試作ビデオ・スライド

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2.家族のことなど

テキスト ボックス: ●My Dinner with Andre 
 日本未公開、「死刑台のエレベータ」のルイ・マル監督の傑作映画。脚本家のWallyと演出家のAndreが、具体的な経験を元に、人生の意味を語る哲学的な作品。110分。解説はココです。

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テキスト ボックス: ●2008-1-27の抽選で右下の番号が何かの賞品に当たっていた場合はメイルでお知らせください。≪差し込み印刷

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テキスト ボックス: 2008年1月

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