恒例の新春のお便りです。 今年もどうぞお元気で! |
1.この1年から (文中の青い下線の文字をクリックで関係頁へ) |
この形のご挨拶に変えて、もう6年目のお便りになります。 2008年は世界経済混乱の年でしたが、我が家でも変化の1年でした。4月3日には、桜の散る季節にあわせて我が家の柴犬サクラも亡くなりました。8月30日には母が94才の誕生日に亡くなりました。サクラも母も癌でした。母の膵臓がんが見つかったのが、3月。看病や介護で、昨年までの外人ガイドは2,3の例外を除いて中止しましたが、今までのガイド経験を少しまとめてホームページに入れてみました。何人かの外国人とはその後もメイルのやりとりが続き、円高にもかかわらず、この12月や2009年にも日本再訪を実行しようとしている「親日家」たちもいます。 約半年の看病・介護をして、母を看取ったあと、10/1から2週間ほど弟とオーストリアの田舎の空気を吸ってきました。ザルツブルグの南東、アルプスの山々に囲まれたところに、神秘的な湖で有名なハルシュタットがあります。山が湖畔まで迫り、わずかの狭い場所に折り重なるようにして人が暮らしている小さな美しい村です。カトリック教会の墓地も猫の額ほどで、小さな屋根つきの十字架の前に埋められた遺体は、あとの人にスペースを譲るために12年経過すると掘り出されて、すぐ後のチャペルにその頭蓋骨が並べられていました。男性は月桂冠、女性はバラの花がきれいにペイント装飾され、名前や日付まできれいに書き添えてあり、後世の人の暖かい思いが伝わってきました。対照的に、高い金を取って戒名という妙な名前をつけ、本名さえ無意味にしてしまうどこかの国が思い出されました。 3月には次男の浩とクロアチア、スロベニアをドライブしてきました。もと東欧の国々ですが、非常に明るく、美しく、文化遺産に圧倒されましたが、とりわけ英語が西欧諸国以上に通じるので感激でした。西欧からの旅行者の人気スポットですが、欧州は文字通り1つです。今年もお元気で。 |
左の写真は、昨年のこの欄と似ていますが、今回は私の母の17才と93才です。この人生で子供4人、孫9人、ひ孫8人でした。背景は母が育てた庭のシャクヤク。母のWindows XPのデスクトップに使用していたものです。左下の写真は庭の「桜」と「サクラ」。ほとんど一緒に「散った」二者の合成です。 娘・和子一家は子供も3人になって官舎も手狭になり、つくば市の田舎に新築。長男・毅は東京に転勤、家族も4人なので、10年住んだ大阪から川崎にマンションを買って移って来ました。我々老夫婦だけが築32年のボロ屋住まいです。やはりプログラマーの次男・浩は30才ですが、独身。目下ベターハーフを模索中です。 この4月までの散歩の相手(=サクラ)を失った我々は、近くにある一般開放の東大農場に憩いの場を見出しています。犬を連れ込むことが禁止の場所なのでタイムリーに切り替えました。ポプラ並木の大牧場で飼われているダチョウ一家に挨拶して、メタセコイアやハンカチの木、ナンジャモンジャの木など、四季それぞれの趣を楽しんでいます。
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相 沢 健 夫 |
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2.家族のことなど |
相沢 健夫様 |
906005 |
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2009年1月 |