恒例の新春のお便りです。 今年もどうぞお元気で! |
1.この1年から (文中の青い下線の文字をクリックで関係頁へ) |
2009年は一歩も日本から出ない1年でした。しかし夏にはフランス人の若いカプルが母の住んでいた庭の離れに10日間ほど滞在し、空き家になっていた古屋が少し華やぎました。 6月からは外人ボランティア・ガイド(品川SGG)の事務局の仕事を自宅で一人で引き受けることになりました。毎日海外からくる依頼や問い合わせのメイルに対応し、依頼を55人の会員ガイドに振り分け、引き受け手のない依頼は自分でもガイドをして対応するハメになりました。でも会員に敬遠されたイラン人男性2人組の1人はAli Shaといって王家の血筋を引き、祖父が日本の天皇にも謁見したという人で、もう1人も日本語で小説「白い紙」を「文學界」に発表し新人賞を取ったイラン人女性ネザマフィさんの親戚でした。その他、パーキンソン氏病に似たハミルトン氏病の研究者のロシア人やスウェーデン人女性、日本に高性能の自転車を探しに来たスペイン人など個性的な人々に出会いました。 広い場所にヒマワリを植えて成長の面倒を見るプロジェクトが近くの東大農場であり、参加してみました。6月に植えた種が8月には2mにも成長し、巨大な黄色の太陽のような花をつけた頃迷路にしたら、延べ4000人もの人が殺到。時折東大の先生の講義もあり、花の種や葉の配置が黄金比になっていることを確かめたり、「食」について考える機会を与えてもらいました。秋に収穫した種から油を絞り料理に使うはずでしたが、これは意外に大変でした。 我が家のすぐ裏の田無小学校で通知表をパソコンで自動処理・印刷をしたいというので、私が10年前に作って高校で使っていたプログラムを変更して使ってもらうことになり、講習会を開いたり、お世話に行っています。井草高校の私の教え子の1人がたまたま赴任してきて、頼まれたのがきっかけでした。これらが年寄りの冷や水にならないことを願いつつ今年も毎日300m泳ぎ続けています。どうぞお元気で。 今年もどうぞお元気でお過ごしください。 |
鉢植えの植物は別にして、我が家ではほとんど1年中何かの庭木の花が咲いているように母が考えて植えていてくれていたことに母が亡くなったこの頃になって気がつきました。12月には白梅が咲き始め、やがて紅梅、大木のソメイヨシノが咲き、散るとサツキ、ツツジ、花水木、白いヤマブキ、梅雨には大輪のアジサイとつづき、夏にはムクゲ、秋に大きな金木犀、冬に向かって山茶花、真冬でもワビスケの白い花という具合です。特に春にはヒヨドリ、ムクドリ、メジロなどが庭の桜にその花やその蜜を吸いに来ます。それを私の部屋から撮った1枚が左上のヒヨドリです。左は東大農場で偶然出会った光景、襲ったハトを食べるオオタカです。 末っ子の浩が婚約しこの4月に結婚することになりました。新婦は日本人ですが、彼女の希望もあり、ザルツブルグのミラベル宮殿で式を挙げ、ザルツブルグ城で披露宴をするというので、安くするために、親バカの私が手配をすることになって、てんてこ舞いしています。 家内は自己流ですがベートーベンの3大ソナタを弾きたいとやっと「悲愴」を通り越して、目下「月光」の最中ですが、根気と自己満足で続けています。 |
相 沢 健 夫 |
英文のテキストを見ながら彼の独特の雄弁を聴くことができます。<東京スピーチ>チェコやエジプトでのスピーチなど |
2.家族のことなど (青い下線付きの文字の上にのカーソルを移動してクリックするとその関係頁が出ます) |
お名前 |
166999 |
tko@cpost.plala.or.jp |
2010年1月 |