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1.この1年から (文中の青い下線の文字をクリックで関係頁へ) |
この「E-Mail年賀状」を始めて今回で丁度10年目になり、私も今73です。長い間のお付き合いありがとうございます。 ボランティア・ガイドの事務局はこの6月で別の方にバトンタッチしましたが、ガイド自身は続けていて、今年も色々な方との出会いがありました。中でもNew York Timesの特集記事の取材に来た記者は自分のブログで、この出会いで私が食事中に話した戦争体験をレポートしてくれました。それをFacebookで紹介したら、多くの人が読んで感想を書いてくださって感激でした。長崎にいたときにアメリカに原爆を落とされて死に損なった自分が、終戦直後芋の茎を食って飢えをしのいだことがありました。その極貧の中でアメリカから給食に供給されたグレープフルーツの缶詰が金色に放つ後光(?)に魅せられたことが英語を学ぶキッカケになったことを、当のアメリカ人に英語で説明するハメになり、その巡り合わせの妙が米記者の興味を呼んだようでした。その他、シカゴで黒人の差別と闘った父の記録を出版したラトガーズ大学教授、カトリックの中心ローマで生まれたのにイスラム教徒で、インドでヒンズー語を使って仕事をするイタリア人、私の田無での平凡な生活を案内したアメリカ人の父子、1ヶ月半の世界旅行の最後に、「日本のモンサンミシェル」江ノ島の階段を一気に駆け上がったイギリス人カプルなど面白い出会いがありました。 ガイドした人の勧めでFacebookに入ったのは3年前ですが、最近になって少し交流するようになりました。100枚以上の写真が一度に入り、公開する人を限定しながら世界中で見てもらい、その反応がすぐに来て、今まで交流のあった人たちの輪が世界規模でリアルタイムに出来るのは面白い経験で、10億人が利用する理由も分かるような気がします。 水泳は1日300mなので11年経過しても合計1,000キロ、つまり東京—下関間くらいにしかなりませんが続けています。今年もどうぞお元気でお過ごしください。 |
3,980円で沖縄に行ける便があるというので、試しに出かけてみました。腎臓が弱い家内でも3時間のフライトは何とかなり、11月なのに紺碧の海と亜熱帯の動植物があふれる楽園をドライブしてきました。超格安の体験はホームページにも詳しく報告しました。8月にはホームページ上で世界中の専門家がプレゼンテーションをするTedというサイトに惹かれていくつかを紹介させていただくページも作りました。奇想天外な発想や生涯打ち込んできたことをネットを通じて簡単に発信・共有する時代になったのだなあと痛感します。 7/19には近くの東大農場で200種類もの「ハスの花観賞会」があり、iPhoneで一人「テレビ生中継」をして、酷暑で出にくい家内が自宅で唯一の視聴者になってくれました。 この1年は孫2人(共に11才)のピアノを聴く機会があり、実代はベートーベンを、晴霞はモーツァルトを弾きました。家内は60の手習いと言ってピアノをやっていて、この2曲も孫の後を追って自分のペースで毎日聞かされています。編物ももう30年になり、手のかかるレースや私や自分が身につけるものはもちろん、要望に応じて子供や孫たちのものも編んでは送るのを楽しみにしています。 |
相 沢 健 夫 |
2.家族のことなど (青い下線付きの文字の上にのカーソルを移動してクリックするとその関係頁が出ます) |
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2013年1月 |