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1.この1年から (文中の青い下線の文字クリックで関係頁へ)

原発惨事から2年。少し忘れられたせいか、2013年は外人観光客のラッシュで、家内の体調を気にしながら、心ならずも、私も1年間に52日、110人の外人を案内しました。お蔭で本棚には彼らのお土産のお国柄の写真集が、ロンドン、ニューヨークなどの他メキシコ、タイ、スウェーデン、ポーランド、イスラエル、オーストラリアなどと色とりどりに並んでいます。

ガイドをしていると移民や難民になって苦労した人たちによく会います。ベトナム難民で九死に一生を得て豪州にたどり着き、成功した夫婦は2度も東京へ来てくれました。ベネズエラやパナマから圧政を逃れてアメリカへ移住した若い女性、中国やマレーシアから豪州カナダへ、またイタリアや韓国からニューヨークへなど世界のひどい政情が分かります。

また英語熱は日本だけでないことを実感します。中国の1人っ子政策は子供に投資する留学熱を呼び、待遇の良い中国に職場を移したイギリス人教師。イタリアでも英語力がないと就職できないそうで、幼少時からの英語塾を経営するイタリア人教師。留学指導のために英語の入試問題を探しに来たタイの大学教授などにも会いました。

日本食も人気で、寿司、天ぷらだけでなく、鰹節や抹茶などを大量に買っていったり、漬物、佃煮、乾物なども結構好まれます。減量食に興味を持って来る人も多く、先日は体重140キロを95キロに減らしたアメリカ人に会いました。

ユカタや着物もよくお土産に買われますし、着物レンタルも安いので、今浅草などを着物姿で歩いている人たちはほとんど日本人ではありません。温泉に入るのではなく、ユカタを着て歩きまわり、足湯に浸かるために大江戸温泉にも行きました。上野で会った奇妙な衣装のコスプレ族も中国人で、すっかり乗っ取られた感じです。全て草の根的な個人レベルのごく限られた出会いですが、世界の中の日本を考えさせられた1年でした。

 

先日朝、2階から富士がきれいに見えていたので、急に思い立って家内と山中湖畔に出かけてきました。帰りに寄った「紅富士の湯」は、よく銭湯の壁に描かれている大きな富士の絵を本物に入れかえたような富士を、すぐ近くで見ながらの温泉で、家内も喜んでくれました。

今年ガイドしたアメリカ人の中に偶然、アメリカで留学中に亡くなった伯父1ヶ月間滞在しお世話になった教授宅のすぐ近くから来た夫婦がいました。たまたま伯父のことを話題にしたら探してみようと言ってくれて、知人や団体に働き掛けて探索してもらったのですが、今のところまだ手がかりはありません。移動することが普通の米国社会ではちょっとムリでした。

一方高野山にある祖父の墓の側に「喜多家の墓」というのがあり、どのような関係か関心があったのですが判明しました。祖父と同窓同期の方で同じ会社「日本綿花」の社長だった人でした。彼の伝記「喜多又蔵君伝」をネットで偶然見つけたので借りて読んでみました。祖父がその編集主幹でまとめた860頁の大作でした。明治中期に海外交易のパイオニアとして独特の個性を発揮した彼の一生をそのうち「タント」にまとめたいと思っています。今年もどうぞお元気で。

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   沢 健 

2.家族のことなど (青い下線付きの文字の上にのカーソルを移動してクリックするとその関係頁が出ます)

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