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1.この1年から (文中の青い下線の文字をクリックで関係頁へ) |
喜寿を過ぎて1日2万歩も歩くのはキツクなり、ガイドの事務局は4月でやめました。しかし今迄会った人の紹介で断りにくい件もあり月に1〜3度は出ています。車も2ヶ月に1度くらいしか使わなくなり、たまたま北海道に転勤になった次男に譲って、必要なときはすぐ近くのカーシェアを利用しています。 たまたま熊本地震の直前に熊本・阿蘇旅行を計画して、5月に大分への格安航空を予約してしまい、キャンセルが出来ないので、60年前高校1年まで住んでいた下関方面に目的地を変更、家内を案内してきました。別府、門司、関門大橋、壇ノ浦、角島、それに下関の元の住まいや母校などを訪ね、懐かしさの一方で過疎が進む田舎を実感しました。 昨年New Yorkを訪ねた際お世話になったNew York Timesの記者Christine Negroniさんが世界の航空機事故の背景を解明した新著”Crash Detectives”(墜落捜査官)を出版しました。ボーイングの最新鋭機787の日本におけるバッテリー熱暴走事故も扱っていて、彼女が日本の運輸安全委員会を取材した際など通訳をした関係で、校正を手伝ったりして、私のことも少し書かれています。 さらに5月にオバマさんが広島訪問をした際にも、私が原爆投下時に長崎に疎開していたことを知っていたChristineさんが、ネット新聞Huffington Post紙アメリカ版に私のことを取り上げてくれました。(記事和訳) 私の住む西東京も、この15年で人口が2.5倍になり、息苦しいほどの住宅密集地帯ですが、よく散歩に出かける近くの東大演習林では、先日野生のタヌキに出会いました。我が家の庭のソメイヨシノはまだ2階の屋根にかぶさるようにして花を咲かせ、カリンも毎年沢山の黄色い実を落としてくれるので、カリン酒やジュースを何とか楽しんでいます。 近くのフィットネスでの300m水泳も毎日続けていて、何とか老体を保持しています。どうぞ今年もお元気で。 |
3月14日に次男・浩と妻「舞」の間に長女「優月」(ゆづき)が誕生しました。東京・目黒での出産でしたが、5月には一家は札幌に転勤になりました。6人目の孫です。 9月には高野山の世界遺産に指定された奥の院の石畳道のすぐ脇にある祖父(私の母の父)が建てた大岡家の墓を紹介する機会を作って、希望する親族11人を案内しました。すぐ左隣には歌舞伎の尾上松之助の墓がそびえ、石道の向い側には徳川家康の次男・秀康や、さらに10m位先には豊臣秀吉の墓所などもある所です。祖父の菩提寺・地蔵院に泊まり、孫たちも多分初めて精進料理を食べました。2004年に世界遺産に指定されてから、世界中の訪問客であふれていますが、私が会ったベルギー人もあの深山幽谷は日本で一番印象に残った場所と絶賛しました。 渋谷の交差点を30分もかけてビデオ撮りしたイタリア人夫婦が私の誕生日に缶入りのコーヒー酒などをイタリアから送ってくれ、この暮れに私の庭の古い離れに泊まることになっています。彼の写真のセンスは独特で、面白い感覚の写真を撮ってくれるのでは…と期待しています。 今年もみなさまの思い出深い1年になるよう願っています。 |
2.家族のことなど (青い下線付きの文字の上にのカーソルを移動してクリックするとその関係頁が出ます) |
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2017年1月 |
tko@cpost.plala.or.jp |
相 沢 健 夫 |