寒冷地のエネルギー源:
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その他の寸景点描ソ連との貿易港、小樽に並ぶ何の変哲もない倉庫が空いてきたのを利用して、ビアホールに変身している。レンガの落ち着きと古風な雰囲気、それに夏意外に涼しい場所であることに目を付けた観光産業。古ぼけたレンガにそって吊されたピンクの提灯の奇妙な組み合わせ。 青函連絡船の甲板に出ていたらカモメが近づいてくる。見ると子供たちがポッキーを投げてやっている。それを飛びながら海に落ちる前に器用にくちばしで受け取る。青森を出帆して20分くらい随行していたカモメもやがて船を離れ青森へ戻った。 浩が函館の夜景を見たことがないというのでつき合ったが、大変だった。土曜の夜だったこともあり、函館山の頂上は、夜景の光の数より多いのではないかと思われるほどの人で夜景どころではなかった。函館タワーやのっぽビルの屋上などの方が賢明。 盛岡を出て1時間くらい北に行ったところ。道路にはほとんど車がいなくなった。対向車の方もほとんど空である。天気もいいし、のんびりと平和なひとときである。青森まであと1時間半。一昔前浩が幼稚園の頃五戸までサッカーの遠征試合にきたのがこの近くである。でも青森まで道路代13,000円である。 長万部から洞爺湖まで有料道路が開通していた。入ってみたが、まだカーナビの地図には登録がなく、山の中の道なき道を進んでいく。真ん中の赤い矢印の後ろに続く小さな○の方向から来たのだが、道路のないところを進むのは最初で最後だった。 網走から知床への途中である。日本には珍しいまっすぐに伸びた起伏のある道が地平線まで続く。左側奥にはオホーツクの海。しかしこの辺りも麦とメイクインの畑が縞模様をつくる。道路の脇から突き出た街灯のようなものは積雪時の道路の位置を示す標識。 |