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97/4/27(日)

FLINNさんの英文


97-4-20号

田無の春 第2弾!

  連休は快晴に恵まれて、田無の庭「野草園(?)」もずいぶん植物の天下に なりつつあります。今朝撮ったばかりの春の色をインターネットに拾ってみまし た。左端はおなじみの「立てばシャクヤク座れば....」の ボタン です。おばあちゃんの栄養のつけ方が自分の体格を基準にしているので、花 の方も人並みはずれてビッグです。2番目は君子の名にふさわしく見事に花開い た「 君子ラン 」、次はお釈迦様と関係があるのかどうか「 シャガ 」、一時は門を入った右側に繁茂しすぎてうっとうしいくらいの成長力を見 せていました。一番右は「 海老根 」エビの背に似た花の形から付いた名前みたいです。門を入った左の垣根の 暗いところに元気よく咲いています。

次はどうですか?


 一番左は「 モッコク 」。もう40年以上にわたって玄関の右の方にあります。気が付いていました か。庭の手入れに毎年来てくれる人の話だと、これがこの庭の中では最も価値の ある木だそうです。つまりあまり貴重な木はないということ。でも私にとっては 実がなるビワの木や梅の木の方がありがたい!しかしモッコクもモコモコよくき れいなつやのある葉っぱを輝かせてくれます。2番目は「... の花の匂う垣根に 」の歌にある「 卯の花 」、五月にかかる枕詞になるくらいだから、今が見頃、あまり陽のあたらな い木陰に清楚に咲いています。次の「 ギボウシ 」(擬宝珠)の花はまだ咲いていませんが、近くの小池さんがおばあちゃんに くれたもののようで大きな葉っぱは食用にもなるとのこと。最後はこれも典型的 な野草で ホウチャクソウ (宝鐸草)、ホウタクというのは堂塔の四方につるしてある風鈴で、形がそっ くりだから、付いた名前であるとおばあちゃんが説明してくれました。小生はほ とんど庭の野草や樹木について関心を持たなかったのですが、カメラをいじって いるうちにおばあちゃんの講釈を受け、にわか植物学者になった気分です。まだ まだあるのですがあまり同じようなものばかりでは申し訳ないのでこの辺で。


田無の母屋は都市計画道路にかからない?


 西武鉄道ではこの春から2年半かけて、田無駅の橋上駅舎の建て替え工事を 行う予定だそうである。昼夜兼行で突貫工事になるらしく「騒音に対するご理解 を」ということで、工事関係の人が菓子折をもって現れた。そのとき1/400の見 取り図を渡されたので見ていたら、30年来見てきた都市計画の図面と異なり、母 屋が道路から何とかはずれている事に気づいた。詳細は右の図面を見てほしい。 黒丸印が我が母屋でその上が「離れ」になるので離れはみごとに真っ二つに割ら れて、どうにもならないが、母屋は玄関すれすれに駅前道路が芝久保の方に向か って突っ走ることになる。車に突っ込まれる心配はあるものの、横の駐車スペー スもそのまま残ることになり、何とか住み続けられるかもしれない。しかしこの 記事の上の写真の野草園は道路に踏みつぶされることになる。駅前通りの桜もこ の冬に全部根こそぎなぎ倒されてしまった。今この付近では、我が家の庭のソメ イヨシノだけである。これも時代の流れなのか。

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