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今度の悲劇はテレビを通じて世界中の人の頭に埋め込まれました。しかし身近なところでも、この大惨事をその場で目撃したニューヨーク三井物産のT氏から、現地の息づかいが伝わるようなリポートを頂きました。一方その時刻に、ハイジャックこそ免れたものの、ワシントンDCに到着寸前の飛行機でアメリカを航行中だった道彦には混乱の体験記を書いてもらいました。またカナダの大学院におられるA氏、タイ・バンコクに在住のSさんからも現地の様子のリポートをいただきました。忙しい中をメイルや写真を早々といただき、感謝申し上げます。(相沢健夫)
ニューヨーク在住・T氏
9月11日朝出勤してみると、ワールドトレードセンターから巨大な黒煙が上がっているのがオフィスのあるメットライフビルの39階のカフェテリアから見えました。とんでもない火災だと眺めていたところ、突然飛行機が右の方からビルに接近してくるのが見えました。飛行機が視界から消えた直後、別のビルからオレンジ色の炎と黒煙が上がり、数マイル離れた当方のオフィスにも爆発音が.........
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(道彦)
全日空002便ボーイング747(ジャンボ)はすっかり明るくなった朝空の中を5大湖の上空に達し、あと1時間で目的地のワシントン・ダレス国際空港に到着するという機内アナウンスが流れていた。旅行シーズンではなかったから機内は約40%程度の乗客でエコノミーでも比較的ゆったり座れる快適な飛行であった。 そのあと急に機体が右旋回したと思ったら.........
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カナダ・サスカチャワン大学・大学院・A氏
カナダでも事件発生の11日から報道は関連情報で埋め尽くされています。二局ある地上波全国ネットの一つCBC(カナダ国営放送)では週末に入りやや収まりつつある(CMや多少の一般番組が放送される)とはいえ、特別編成の放送がまだしばらくは続きそうです。
NATO加盟国であるとともに米国に隣接するカナダとしてはまさしく他人事とはいえないという雰囲気が報道からは感じられます。
実行犯の数人はカナダから米国に入国したとの報道もあり、カナダの比較的『ゆるい』入国審査や安全管理への対応のあり方も問題にあがっています。
また、今回のテロがイスラム原理主義者によるものという見解が大勢を占めているため(まぁ、事実なのでしょう)、無関係のイスラム系住民に対する迫害が懸念されています。
実際、すでにモントリオールやオンタリオ州の数箇所でイスラム系のモスクなどが放火、投石されたり、脅迫の電話も複数報告されています。
このため多くのイスラム系の学校は休校したり、それ以外の学校でも、迫害を恐れ子供を休ませるイスラム系の親も多いようです。
当事国ではないカナダでこのような状況であることを考えると米国での一般イスラム教徒への差別迫害が思いやられます。
米国のこれからの対応如何ですが、いろいろなかたちでカナダが今後受ける影響が少なくないことは確実でしょう。
個人的にもこの一週間は気分的にやりきれない思いで過ごしました。いまもこうして書いていてもうまく言いたいとがまとめられません。
米国政府は武力行使をする模様ですが、その場合、更に罪のない死者や難民が増えることについてはどのように考えているのでしょう…。
いずれにしてもテロを正当化する理由が一切ないのは当然ですが、米国政府は米国がテロの標的になる原因を考え、力のバランスを取る前に、自省する必要もあるのではないでしょうか。
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余談になりますが、今回の米国への突然の襲撃を表現するために『第二のパールハーバーだ』という表現を政府関係者始めメディア、一般人等が口にするのを多く見受けました。
他意はなくても日本に対する無神経さを感じずにはいられませんでした。こういうところに米国の『無意識の尊大さ』を感じるのはわたしだけでしょうか。米国人以外の不明者ではイギリス人に次いで日本人が多いというのに…。 |
ご主人が三井物産バンコク勤務・Sさん
この度の事件は遠くタイにいる日本人の私にとっても、大変衝撃的でした。
連日のCNNやNHKの放送から目が離せず、今後の情勢に大きな不安を感じています。
さて、今回の同時多発テロに関するここバンコクの状況ですが、残念ながらタイ文字の判読やタイ語のヒアリング能力が足りないことから、新聞やニュースでどのように取り上げられたいるのかは、いまひとつ判りかねます。
在タイアメリカ大使館周辺の警備が厳重になったことを映像から汲み取った程度の情報しか持っておりません。市中の様子は事件の前後で何ら変わったことはないように思います。
バンコクには多くのアラブ系住民、モスリムもおりますが、彼らに対する敵対行為も見られません。
私自身は専ら衛星版の読売新聞とCNN,NHKの衛星放送から情報を得ており、現地のタイ人と今回の事件について意見を交わす場もありません。
あまりお役に立てず、申し訳御座いません。
余談ですが、今月より2年間の予定で英国・サザンプトン大学に修士留学している義弟と共に現在英国在住中の妹からのメールでは、周囲の留学生の間では中国人、イラク人等はよくやったと喜びの声をあげ、ブッシュ政権に好感を持っていない多くの英国人も自業自得、といった冷めた目で今回の事件を捉えているらしいです。
<Wolsburg, Germanyの供養風景>
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